
こんにちは!DHねこです。
こどもがなかなかできなくて悩んでいるご家庭ってありますよね!そんな人の参考になればと思って書きました!
私の場合は体外受精ではなく顕微授精です。
これから体外受精と顕微授精は培養方法のみ異なるので参考にはなるかと思います。
ちなみに私の病院では体外受精と顕微授精との差は5万円でした。

顕微授精の流れ
まず私の通っている病院での顕微授精の流れを紹介します。
病院やその人によって細かい日程の差はあると思いますので参考程度に聞いてください。
①生理3日以内に来院→内診して問題なければ卵を多く作るための注射開始
②何度か来院して採卵日を決める
③採卵(その日に体外受精と顕微授精どちらになるか決まる)
④新鮮胚または胚盤胞をその周期、もしくは次の生理周期に移植
次の周期に移植する場合
1.生理がきたら来院
2.何度か来院して排卵日をつきとめる
3.移植
⑤判定日
⑥妊娠していれば10週まで毎週経過観察
してなければ次の生理を待つ
これが一連の流れです。
ちなみに採卵して複数の受精卵ができた場合はその受精卵を凍結して再度移植します。
その場合は
①生理5日以内に来院
②何度か来院して排卵日をつきとめる
③胚移植
④判定日
⑤妊娠していれば10週まで毎週経過観察
してなければ次の生理を待つ
今回はこの2パターンの実際かかったお金を紹介します。
ちなみに今回の1回目のパターンでは
採卵から一度全凍結→次の自然周期で胚盤胞移植
を行いました。

顕微授精~凍結胚移植の場合
生理がきてから来院をして自己注射の薬剤をもらいます。
何日か分もらってまた言われた日に来院
卵胞の状態をみて採卵日を決めます。
自己注射期間の費用 ¥86,196
採卵日に来院して顕微授精になることが決定
20個の卵がとれてそのうち針をさせたのが15個
新鮮胚まで受精したのが10個→新鮮胚で2個凍結
残りの8個のうち胚盤胞まで成長したのが2個→再凍結
採卵から凍結までにかかった費用 ¥351,501
生理が来てから排卵日まで何度か来院してつきとめる
いつもは28日周期なのに採卵の影響なのか採卵をして5日後に生理がくる
そしてなかなか採卵しなくて結局生理が来てから22日後に排卵
排卵日前後に採血するんだけど、なかなか排卵しないからなんとその間8度来院、うち6度採血。
血管が細いらしくてなかなか採血が難しい私にとってはこれが一番きつかった・・・。
排卵日特定までにかかった費用 ¥22,461
前日から膣にいれるホルモン剤を使います。
これがも~~~うめちゃくちゃ高い。
そして8時間おきに1日3回と決まってるのでかなりつらいです。
なにがつらいって寝たいときに寝れない。夜も朝もそれを基準に生活します。
移植日前日から判定日までの膣剤 ¥22,275
移植日当日
今回はアシステッドハッチングありです。
アシステッドハッチングとは胚を包んでいる薄い膜の一部を切開して中の受精卵がでやすくするという方法らしいです。
先生から今回はやりますと言われました。
移植にかかった費用 ¥116,919
うちアシスッテッドハッチング¥22,000
判定を2週間後に行います。
ネットでみると7日とか10日とかいろいろあるのでこちらの病院は遅めみたいです。
HCG検査も尿検査でした。
判定日にかかった費用 ¥3,069
そして陽性の場合は引き続き膣剤が出されます。
順調であれば10週まで膣剤を続けてその後産科に移動するそうです。
他のクリニックを調べると7~8週までと書いてあるところが多いのでこれも病院によって違うみたいです。
10週までにかかる膣剤と検診費用 ¥72,215
ここまでが一連のかかった費用です。
妊娠してなかった場合の費用
合計¥604,421
妊娠していた場合 妊娠10週まで
合計¥676,636
凍結胚移植のみの場合
凍結胚が2つ以上できた場合に1度目の移植で妊娠できなかった場合に行います。
ここは採卵のあとの費用がそっくりそのままかかってきます。
排卵日までにかかる費用 ¥22,461(ここは前後すると思います)
移植前日から判定日までの膣剤 ¥22,275
移植にかかる費用(アシステッドハッチングあり) ¥116,919
判定日 ¥3,069
10週までにかかる膣剤と検診費用 ¥72,215
よって合計が
妊娠してなかった場合の費用
合計¥164,724
妊娠していた場合 妊娠10週まで
合計 ¥236,939
となります。

助成金について
2021年現在ではまだ保険適応になっていないため全額自費診療です。
ですが国から助成金が出ます。
その助成金が
採卵~移植までが1回30万円
凍結胚移植のみの場合は1回10万円
です。
昨年までは初回のみ30万で2回目は15万円
凍結胚移植は7.5万円だったのでだいぶ助かりますね。
実際うちの場合も初回は昨年行い諦めようかなと思っていましたが2回目も30万円でるということで2回目の採卵を決めました。
よって実際の負担額は
採卵~顕微授精~移植
妊娠してなかった場合 ¥304,421
妊娠していた場合 ¥376,636
凍結胚移植
妊娠してなかった場合 ¥64,724
妊娠していた場合 ¥136,939
ただこの助成金を受けられるのは上限があって
一子ごとに6回まで 40~43歳までは3回
となっています。
そして44歳以上は助成金がおりない・・・。シビアですよね。
ちなみにうちは昨年採卵1回、凍結胚移植を2回しており今回また採卵をしました。
なので今回が4回目という計算になります。
うちは毎回助成金を申請してしまってたのでダメなんですが、まだ申請していない方は申請時期ぎりぎりまで待って、採卵の時を優先して申請した方がいいかと思います。
凍結胚移植を含んで6回申請してしまうと採卵の時に全額自己負担・・・ということになってしまいます。
また自治体によっては+10万円とかでる地域もあるのでよく調べてから始めて見るといいかと思います。
ちなみにうちの自治体はありませんでした(笑)

まとめ
いやぁ・・・。高い(笑)
妊娠してからも出産まで検診とかの費用も結構かかりますからね。
母子手帳にチケットついてるから大丈夫!なんて思ってても毎回だいぶ払った記憶があります。
ちなみに2022年から保険化されるとのことですが、その場合の回数や年齢制限があるのかどうかも気になります。
妊活中って急に明日また来てってなっちゃうので仕事がなかなかしづらいんですよね。
私も職場に迷惑がかかるので思い切って休職しています。
精神面でもかなりの負担がかかるのでせめて金銭面の負担が軽減されるとありがたいですよね。
でも忘れてはいけないのは自分でやると決めてやっているということ。
金銭的にツラかったり、職場の理解が得られなかったり、体がきつかったり、妊活の結果がついてこなかったりするとなんか自分がかわいそうな気がしちゃうときってないですか?
確かにくやしかったり苦しかったりすることはあります。
でも私は自分と自分の家族のために、自分で決めて自分の幸せのためにやっているということを忘れないようにしなきゃなと思っています。
そう思うといろんなことを頑張れます。
今がんばっている皆さんの参考になりますように・・・。

子どもを作るということが誰にとっても平等な世の中になりますように。
では今日はここまで!またね!バイバイ~~!!

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